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荒井眼科 院長 荒井 理
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霰粒腫

 眼球は常に涙でおおわれていますが、すぐに乾いてしまわないように涙の表層は脂でカバーされています。まぶたには、この脂を分泌するためのマイボーム腺があります。この脂腺の出口がつまって炎症が起こり、まぶたに肉芽腫ができることがありますが、これを霰粒腫といいます。

 痛みはありませんが、まぶたの腫れに異物感を感じるので、自分でもすぐ発見できる病気です。麦粒腫(ものもらい)と異なるのは、霰粒腫が細菌感染を伴わない無菌性の炎症であることです。しかし、霰粒腫の腫瘤に細菌が入って化膿することもあります。

 腫瘤が小さい場合は自然に吸収されますが、大きいと切除が必要な場合もあります。また、高齢者の場合は、まれに悪性腫瘍のこともあるので、診断を受ける必要があります。

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